抗レジオネラ用空調水処理剤協議会

化学洗浄

1.洗浄剤の種類と目的

洗浄剤
主な目的
使用濃度
特徴
過酸化水素
叉は過炭酸塩
スライム洗浄、殺菌1~3%有機物を酸化分解し殺菌。
酸素発泡しスライム剥離。
塩素剤:
次亜塩素酸ナトリウム等
スライム洗浄、殺菌残留塩素として
5~10mg/L
有機物を酸化分解し殺菌。
消費量を見ながら補充添加が必要。
必要に応じて腐食防止剤を併用。
グルタルアルデヒド
(1,5-ペンタンジアール)
スライム洗浄、殺菌100 ~ 500mg/L金属に対する腐食性低い。

2.洗浄のタイミング

(1)冷却塔の運転開始時。
(2)冷却塔の運転終了時。
(3)レジオネラ属菌が100CFU/100mL以上検出された場合直ちに洗浄。
洗浄後、検出限界以下(10CFU/100mL未満)であることを確認。

3.薬剤の種類別洗浄方法

処理時間、濃度は冷却水系の汚れ状況により異なります。

 
過酸化水素水
塩素剤
グルタルアルデヒド
1冷却塔のファン停止同左同左
2投入予定量に応じて冷却塔下部水槽水位を下げる。
3ブロー停止同左同左
4冷却水を循環させながら薬剤を徐々に添加。
発泡するので必要に応じて配管途中でエア抜き。
冷却水を循環させながら薬剤を徐々に添加。
必要に応じて同時に腐食防止剤を添加。
発泡するので必要に応じて配管途中でエア抜き。
冷却水を循環させながら薬剤を徐々に添加。
5必要に応じて過酸化水素濃度を測定し、洗浄状態を把握。残留塩素濃度を測定し、所定濃度を保持するよう補充添加。
pHを7.0~7.5に保つのが望ましい。
6数時間循環後、亜硫酸塩等で中和。洗浄水を全ブロー、水洗。酸塩等で中和。洗浄水を全ブロー、水洗。

数時間循環後、洗浄水ブロー開始。

緊急殺菌洗浄時は12~24時間循環後全ブローし、物理洗浄。
一定時間循環後、洗浄水ブロー開始。
7循環水の汚れが激しい場合は循環水洗を繰り返す。循環水の汚れが激しい場合はブロー量を多くするか叉は全ブロー。循環水の汚れが激しい場合はブロー量を多くするか叉は全ブロー。
8系内に清水を張り、通常運転復帰同左同左
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